LinkStation LS-WVLを容量アップする(容量増加)
1TBのHDDを2台搭載したLinkStation LS-WVLを使っていますが、容量が足りなくなってきました。
手持ちの2TBのハードディスク2台を使って、容量をアップしようと思います。
RAID1で運用しているので、作業手順はこんな感じ。
・HDDをひとつずつ交換する。
・一旦RAIDアレイを削除する
・再度RAID1に戻す
一つ一つの工程で時間はかかりますが簡単な作業です。
詳細な手順は次の通り。
1.データをバックアップする。
この作業をすると、NAS上のデータが消去されるので、最初にデータのバックアップが必要です。
共有フォルダーやユーザー名の設定は削除されるので、後で登録が必要です。
Webアクセス機能の設定は残るようですので、作業後の再設定は不要です。
2. いよいよHDDの交換です。
LS-WVLシリーズは、HDDの中にNASのプログラムが記録されているため、一気に2台ともHDDを交換してしまうと動作しません。
次からの手順で1台ずつ交換して、RAIDの再構築を行います。
3. 本体背面の電源スイッチをオフにして電源を落とし、DISK1を新しい2TBのHDDに交換します。
6. 「本当にRAIDアレイの再構築を行ってもよろしいですか?」と表示されますので、[設定]をクリックします。
7. 画面に表示された数字を入力して、[設定]をクリックします。
8. 「RAIDアレイ/ディスク変更中...」の画面が表示され、2~3分LS-WVLにアクセスできなくなります。
9. その後、LS-WVLにアクセスできるようになりますが、バックグラウンドでRAIDアレイの再構築が行われます。再構築の状態は、フロントパネルのランプやシステム->ディスク->RAIDアレイの画面で確認することができます。
10. 設定画面のDISK1のRAIDアレイの再構築が終了するまで待ちます。
今回の場合は、5時間半ほどかかりました。
11. DISK1のRAIDアレイの再構築が終わったら、LS-WVLの電源をオフにし、DISK2を新しい2TBのHDDに交換します。
16. 「RAIDアレイ/ディスク変更中...」の画面が表示され、2~3分LS-WVLにアクセスできなくなります。
17. DISK1のときと同じように、DISK2のRAIDアレイの再構築が終了するまで待ちます。
今回の場合も、5時間半ほどかかります。
ここの手順を行うと、HDD内のデータがすべて消去されます。必ずバックアップを取った後に行ってください。
20. 「RAIDアレイの削除」をクリックします。
ちなみに「チェック中」の表示は、10時間以上表示されると思います。(10時間後に確認しましたが、まだチェックが終わっていなかったので、そのまま放っておいたため、時間がわかりません。)
30. 共有フォルダの作成やアクセス権限設定を行い、バックアップデータからデータを移してお使いください。
以上でLS-WV2.0TLのLS-WV4.0TL化は完了です。